近況、満月の夜に

少し前から北海道の長沼町というところに滞在しています。

実は3度目の滞在です。
はじめは自分の出身地である札幌に2人で訪れたことがなかったので、心がたいへん淀んでいたのもあり、風を入れるくらいの気持ちでふらっと北海道にきて。それで、長沼町には1軒、ずっとインスタグラムで見ていて「いつか行ってみたいな」と思う店があり。さらに、泊まってみたい宿があったので、札幌にも近いし少しの間行ってみようと思ったのがきっかけでした。(結局札幌には数日しかいなくて、ほとんど長沼にいた)なぜこの街にこれだけ来ることになったのか、今となってはご縁があったとしか言いようがありません。
はじめて来て3日目に出会った人たちは、私たちのために歓迎の舞を披露してくださり。満天の星空、さわやかな夏の風、どこまでも広がっているような広大な大地、白樺や蝦夷松の木々、生命を大切に考える人たちの育てる米や野菜や卵などなど、すべてが私たちを祝福してくださっているような気すらしてしまうのです。

この場所で、私はもう一度カウンセラーとして人と関わり、人がいられる場を作りたいと思うようになりました。
なんと、カウンセラーをやめてから6年半かかりましたが(!)
私は形があろうがなかろうがどんな時もきっとやることはずっと変わっていないのだと思うのです。
きっと、この街で、人と関わる喜びに涙があふれ、どこまでも広大な自然の中で思いっきり呼吸ができる喜びを味わい、心をクリアにして自分という存在があるということがすべての希望なんだと気づくことがなければ、もう一度人と向き合う仕事をしていく気持ちにはなれなかったでしょう。
(本当に、もう二度と、やらないと決めていたのです。。。)

それからもうひとつ、今年に入ってすぐにアーユルヴェーダドクターと出会い、これも論理的には説明できない直感的なところで決めて、アーユルヴェーダを学ぶことになりました。同年代だけど、インドや中東に長い間住まれて、まったく違う経験をされている先生との時間はとても刺激的で、だいたい週2のペースでマンツーマンで学んでいます。数千年前から続くインドの伝承医学のごく一部しか学べていないとは思うのですが、それでも、東京に引っ越してきたばかりの私が、もう一度自然と共鳴して生きたいとすぐに思うようになりました。(アーユルヴェーダでは自然と調和して生きることを最重要視していて、この宇宙で起こっていることと私たちの身体で起こっていることは同じであるという考え方がベースにあります)北海道にはアイヌ語での地名があり、それぞれに自然に関係した意味があって、ずっと厳しい気候や自然と調和して生きていたことがわかります。そういう意味でも、私の探究を深め、実践し、それらを伝え、創造し表現していくにはとても適した場所だと思っています。

何がどうなるか何もわかりませんが、この土地や人とのご縁を大切に、「IRU HOUSE(仮)」を作りたいと思っています。

近々、アーユルヴェーダのこと、その他もろもろも取り入れた新しいセッションメニューをリリースする予定です。

「カウンセラーとして」と言いましたが、本当のところよくわかりません。
ただ、その名前をもう恐れなくていいんだというところに今います。

私の願いはひとつ、自分を生きることです。
同じようにそう願う人がいるのならば、私にできることもあるのかもしれないと思います。

世界がどうなっても、切実さはそれぞれにあって、そのそれぞれを何にもかき消されず懸命に、そして目一杯楽しんで生きるしかないです。
誰になんと言われようとも。
自分の声を、きいてみよう。

それが生命です。

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